シロアリ予防・腐朽調査
皆さんのお宅では「シロアリ予防の対策」は何かしていますか？
「特に考えた事がなかった」
「古い住宅だけ気をつけなきゃいけないって事じゃないの？・・」
このような人が多いのではないでしょうか。
シロアリに対する予防策や腐朽の点検を行わないまま暮らし続けるのは、とても危険です！
知らない間に自分の家をシロアリが食べ続けて「大事な構造部分を腐らせてしまう」かもしれません・・。
住宅の構造部分が腐っているという事は、家のバランスが崩れているという事。
大きな地震や台風がきた際に、住宅がバランスを崩して傾いてしまう事もありえるのです・・。
そこで今回は「シロアリ」について詳しく伝えていきたいと思います！
どうしたらシロアリの侵入を防げるのかという「予防策」を中心にご紹介していきますので、是非参考にしてみて下さいね♪
シロアリ予防の方法は薬剤塗布が中心！
住宅を腐らせる原因となるシロアリを寄せ付けない為には、下記のような方法があります。
①シロアリ専用の薬剤を塗布・地中に埋める
②湿気がたまらないようにする
③基礎や外壁・屋根の隙間を無くす
どれも「定期的にチェックする」事が大切です。
点検の日を家族の中で共有して、忘れずに行いましょう。
シロアリ予防法①シロアリ専用の薬剤を塗布・地中に埋める
シロアリ予防には「専用の薬剤」が有効です。
木材や床下に塗布するタイプと、地中に埋めるタイプがあります。
シロアリ自体を寄せ付けないようにするものが主流ではありますが、シロアリの巣に持ち帰らせて巣ごと機能を停止させるようなものもあります。
使いやすさや使う場所によって薬剤を選択して、予防を行いましょう。
業者に依頼した場合の大まかな費用の目安は下記の通りです。
どちらも30坪の一般的な住宅の大きさで計算しています。
・薬剤塗布 15〜25万円
・巣ごと機能を停止させる方法 20〜30万円
専門業者に複数の方法の見積もりを依頼し、比較検討してみて下さいね。
シロアリ予防法②湿気がたまらないようにする
湿気が高い状態が長く続くと、シロアリが繁殖する環境を整える事になってしまいます。
床下や屋根裏の換気が十分にされているかを定期的に点検し、換気口の役割を維持できるようにしていきましょう。
また、シロアリが繁殖するという事はカビや他の害虫も繁殖しやすい環境にあるという事になります。
カビや害虫の被害を最小限に抑える為にも、湿気がたまらないようにする事はとても大切です。
シロアリ予防法③基礎や外壁・屋根の隙間を無くす
侵入口となる隙間を無くす事はとても大事な予防法です。
次の章で「侵入経路」について詳しくお伝えしていますので、そちらを参考にしながら隙間を無くしていきましょう。
シロアリの主な侵入経路は3つ！
シロアリが侵入する経路は主に3つあります。
定期的に点検をして、侵入を許すような状態になっていないか確認しましょう。
①土台基礎部分
②床下
③屋根裏
1つずつ詳しく説明していきますね。
シロアリの侵入経路①土台基礎部分
シロアリが潜んでいる土の近くにあるのが「土台基礎部分」です。
わずかなひび割れでもシロアリの侵入を許してしまうので、定期的にひび割れや破損がないか点検しておきましょう。
また、シロアリは「木材」がエサとなります。
DIYで使う木材を土台近くに置いていると、そこを目指してシロアリが集まり、そこから基礎の隙間をすり抜けて住宅に侵入してしまう可能性があります。
長期間使わない木材は、基礎近くには置かずに倉庫等に保管するようにして下さい。
シロアリの侵入経路②床下
シロアリは土が繋がっていれば、どこへでも移動します。
比較的新しい住宅であれば、床下部分もコンクリート打ちとなっており、床下からの侵入は難しくなっています。
しかし、新築であっても、中には床下は土となっている住宅もあるでしょう。
2022年時点で築30年近くを迎えるような住宅は、床下点検口を開けると土になっているというお宅も多いですよね。
そのような土で外部と繋がる事ができる状態である場合は、シロアリが侵入するリスクがあります。
シロアリの繁殖を許してしまうような「湿気」をためないようにする、薬剤を塗布するなどの対策をとりましょう。
シロアリの侵入経路③屋根裏
シロアリはエサである「木材」を求めて、住宅を登っていきます。
侵入できる隙間を見つけて内部に侵入し、柱や梁を伝って、住宅を移動するのです・・。
このような場合に「木材自体に防蟻処理がされている事」はとても重要。
現在では、新築時にシロアリを防ぐ対策をとる事が定められているので「自分の住宅はどのような対策がとられているのか」を見積書や工事店に確認してみましょう。
東京都中野区でシロアリ予防対策や腐朽への対処を行いたい場合は弊社にご相談下さい！
今回はシロアリについて詳しくお伝えしてきました。
シロアリの主な予防法は下記の通りです。
①シロアリ専用の薬剤を塗布・地中に埋める
②湿気がたまらないようにする
③基礎や外壁・屋根の隙間を無くす
侵入経路となる部分を無くす事や、侵入経路として考えられる場所に薬剤を塗布して侵入を防ぐ事がとても大切です。
シロアリの被害が進み、腐朽状態になってしまうと、家自体がバランスを崩してしまう可能性があります・・。
そのような状態になると、大規模な補強工事が必要になり、工事金額もかさんでしまうでしょう。
定期的なシロアリ予防の対策をとり、被害が起きないようにしていく事が大切です。
弊社では「シロアリ被害の予防対策をしたい！」という皆さんの依頼をお受けしております。
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